こんにちは、ハロウィンは大学時代のコスプレパーティーが最後の わわです。
ハロウィンといえば、かつてのような渋谷などの路上狂乱狂騒曲も今は昔。現在の日本のハロウィンは、混雑やトラブルを避ける「ルール重視」へと大きくシフトしました。
街頭での派手な集会が減少した一方で、「自宅でのホームパーティー」「職場のコミュニケーション」「季節限定のプチ贅沢」といった、より身近で落ち着いた楽しみ方が完全に定着しています。
「今年のハロウィンは、どう仕掛ければいいのだろう?」
そう頭を悩ませているオーナーパティシエ・パティシエールさんへ。今回は、変化した現代のハロウィン事情に寄り添い、お菓子屋さんが売り上げとファンを同時に獲得するための4つの具体的アイデアをご提案します。
路上から「おうち」へ
手軽に楽しめる体験型「ギミック・イベント菓子」
大勢で街に繰り出さない分、友人同士やファミリーで「おうちパーティー」を楽しむ需要が伸びています。単に可愛いケーキを並べるだけでなく、テーブルが盛り上がる「ちょっとした仕掛け(体験)」を提案するのがヒットの鍵です。
・ロシアンルーレット・クッキー / マカロン
6個中1個だけ「激辛(または超酸っぱい)フィリング」が入ったセット。家族や友人同士のゲーム感覚をくすぐり、SNSでの動画投稿(「当たっちゃった💦」など)による拡散も期待できます。
・自分で仕上げる「おばけデコレーションキット」
素焼きのかぼちゃクッキーやカップケーキに、カラーアイシングペンや目玉パーツを同梱。「子供と一緒に手作りできる」価値を提案します。
従来通りのコミュニケーションも大切に
「配る・あげる」を叶えるプチプラパッケージ
イベントで集まらなくても、「学校・習い事・職場・ご近所」で身近な人にちょっとした季節の挨拶としてお菓子を配る習慣はすっかり根付きました。
ここで重要になるのが「買いやすさ」と「配りやすさ」です。
・300円〜500円帯の「ワンコイン・プチギフト」
焼き菓子1〜2個に、ハロウィン限定の帯・リボン・シールなどを施した手軽なギフトを充実させます。
・「個包装のパッケージ」もハロウィン仕様に
ギフト箱だけでなく、中の透明袋(バリア袋)自体にも可愛いプリントを施すことで、「大袋を買って1個ずつ友達に配る」お客様の満足度が跳ね上がります。
Z世代・大人に刺さる
「シュールさ」と「素材の贅沢感」
仮装して騒ぐことに抵抗があるZ世代や大人世代には、自分の代わりにお菓子くらい思いっきりハロウィンらしく「SNSウケ間違いなしの不気味スイーツ」や「秋の味覚を堪能できる本格派」が響きます。
・「地味ハロウィン」に通じるシュール系デザイン
日頃から完璧で可愛いお菓子を提供されているからこそ、ハロウィンにはあえて美味しそうを手放したデザインに変更するのもおすすめ。「指のアイシングクッキー」や「目玉のムースケーキ」などの思いっきり不気味なスイーツ。地味ハロウィンらしくお菓子も仮装をさせるように「たこ焼きに見えるシュークリーム」といったソックリスイーツ。
などなど「やばい!」「シュール!」で大人の心を掴みます。
個人的に推したいのが、あえて特別なケーキではなくショートケーキにハロウィンピックを刺して、商品名を「ハロウィンだからとりあえずイベントピックに差し替えてイベントスイーツを装う普通のショートケーキ」と、赤裸々すぎる店事情をPOPに記載した「ケーキ版地味ハロウィン」。パティシエやお店の正直すぎる本音と、昨今の安易なイベント商戦への風刺が効いていて、見た人は確実にクスッと笑って写真を撮りたくなること間違いなしです。
・和栗・紫芋・濃厚かぼちゃの「大人の贅沢スイーツ」
見た目はシックなトーンに抑えつつ、秋の旬食材を限界まで濃厚に仕上げたモンブランやタルト。「ハロウィンにかこつけて美味しい秋味覚を食べる」という大人のプチ贅沢需要を狙います。
地域密着
「安全な立ち寄りスポット」としての店舗体験
遠出をせず地元で過ごすファミリー層にとって、近所の洋菓子店は「季節を感じられる特別な場所」です。お店自体をイベント会場として開放し、地域の子どもたちの思い出に残る体験を提供します。
・「合言葉(Trick or Treat!)」でミニお菓子プレゼント
お子様連れのお客様へ向けた企画。お会計時にお子様が「トリック・オア・トリート!」と言えたら、一口サイズのクッキーを1個プレゼント。親御さんの来店・購買のきっかけを作ります。
・ワンポイント仮装での来店特典
帽子やカチューシャなど、ワンポイントでも仮装してご来店されたお客様に「ポイント2倍」や「限定シールプレゼント」などを実施。ハロウィンのワクワク感を地域と一緒に創出します。
まとめ:ハロウィンは「狂乱のお祭り」から「日常を彩る季節の節目」へ
大きなお祭り騒ぎが落ち着き、一見 日本からハロウィンというブームが去ったようにも感じられますが、お客様の「身近なちょっとした楽しみ」に変化したことで、むしろお菓子屋さんにとって後押ししやすいイベントへと変化しました。
- おうちで盛り上がる「体験・仕掛け」
- 気兼ねなく渡せる「300円〜500円のプチギフト」
- 大人も納得の「秋の本格味覚とシュールな可愛さ」
- 地域の子どもたちが笑顔になる「店舗体験」
派手でなく、身近な人たちとゆっくり楽しいひと時を過ごす。ハロウィンも他のイベント同様お菓子に相応しいイベントに成熟したことに気づき、正しく提供できるお店作りを目指すことが、選ばれ続けるお店の共通点に。
今年の秋は、新しいハロウィンの楽しみ方をあなたのお店から発信してみませんか?
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